映像製作会社が敢えて
「紙」で伝えたいことは?

山下悟郎 – 映像製作会社が敢えて 「紙」で伝えたいことは?

映像製作会社が敢えて
「紙」で伝えたいことは?

モバーシャル株式会社 取締役CMO
山下 悟郎(やました ごろう)

映像製作会社が敢えて
「紙」で伝えたいことは?

創業から10年。WEB上での動画制作・活用に特化してきたモバーシャル。
今やこの業界でのリーディングカンパニーと言っても過言ではない同社が、
あえてアナログである「紙」にこだわり、制作し続ける理由とは?
Photo: Kazunari Ogawa
Edit: Keisuke Tachibana
まず最初にモバーシャルはどのような会社ですか?
山下
モバーシャルは2007年3月に創りまして、

コンセプトとしては、デジタルビデオエージェンシーという商標もとってやっているんだけど、デジタル領域での映像プロダクションというのが一言でいうとうちの会社です。

もともとテレビ…動画ってテレビとか映画とかそういったところでのみ使われていたコンテンツなんですが、これからネットの時代だよねということで、ネットの動画「デジタルビデオエージェンシー」というのを始めました。ネットに動画が移行していく上で必要なことは、大量の動画を作らなきゃいけないということが一つと、もう一つは価格を抑えた状態で作らなければいけないという、この二つがあって、この体制を作った上で会社を始めましたというところがモバーシャルの特徴ですね。

当初はそれをずっとやっていたのですが、今度は作った動画をどう活用すればいいのかというクライアントのニーズが増えてきました。例えば広告で効果出したいとか、もっとお客さんに動画を見てもらえるようにしたいとか、いわゆる動画のマーケティング機能っていうのを強化していったのが今のモバーシャルという会社になります。
具体的に映像はどのような企業が取り入れる事が多いですか?
山下
多いのはBtoCの商売をやっている会社のほうが多いですが、今はto Bの企業もやり始めていて、昔は大手企業さんが多かったんですが、今はすごく小さな店舗とかもやるようになってきてますね。
動画というものがTVなどからWEBに移ってきている中で、単純に過去と今が一番違うなというのは、どんな部分なんですか?
山下
昔はネットで動画を見る場というのはすごく限定的だった。テレビだったらテレビだし、映画だったら映画館だったんだけど、今はPCで見る人もいれば、スマホで見る人もいるし、タブレットで見る人もいるわけですよね。見る端末が変わってきたというのが大きく変わった部分かなと。

あとは見る側との接触方法がすごく変わって、テレビだったらつければ見れる状況だけど、今はFacebookのタイムラインで上がってくることもあるし、なんかのキュレ―ションメディアってのもあるし、YOU TUBEで検索ってこともあるし、あとは企業のHPでってこともありますよね。接触の方法が、デバイスが増えて、メディアが増えて。あとはタイミングも電車の中とか場所も変わってきている。昔はリビング・お茶の間でって感じだったけど、それが電車の中で見たりだとか、寝る前に見たりとか、さまざまなところで、様々なものを使って、様々なタイミングで動画に接触するようになった。つまり全ての面で多様化しているというが今と昔の大きな違いかと思います。
モバーシャルさんはデジタルビデオエージェンシーという会社でありながら、会社パンフレットやポートレート(作品集)などは必ず紙で作成していますよね? 僕らからするとそこも動画で紹介してもいいのでは?と思ってしまうんだけども、弊社にグラフィックデザイン、つまりパンフレットなどの紙の制作物の依頼いただく理由はなぜなんですか?
山下
うちが紙をどう使っているのかというと、まずは営業マンがお客様のところに持って行って、これを使って説明するものとして使っているのは勿論なんだけど、それ以外はセミナーとかイベントとかに結構出るケースが多くて、その時にはお客様にお土産として持って帰ってもらっていますね。

大きく分けてこの二つがパンフレットの使用シーンで、そもそも、データって持って帰ってもらってもあまり見ないんですよね。やっぱり「モノ」を渡さいないと残らないし、残すっていうのがものすごく重要でじゃないですか。

それを持って帰ってもらって、その後、上司とかに説明するときってデジタルデータだと結局見てもらえないケースが多々あって。実際に僕もあまり見ませんしね(笑)

だからパンフレットっていうのは絶対にないとダメなツールですね。
なるほど。動画を営業ツールとして何かを伝えるよりも、紙で伝えるほうが伝わるって事?
山下
こういうケースでは圧倒的に伝わると思いますね。

データだと結構忘れちゃうでしょ、何回も見ないと。

だからモノとして残っているというのはすごく重要かなと思っていますね。

あと、紙って、触ったときの質感とかあるし、サイズとかデザインとか、ブランディング、つまり見られ方としてもすごく重要なツールで、デジタルの業界、特に映像業界ってパンフレットにあまり力を入れている会社はすごく少なくて。

だからこそ、うちはこういうもの一つとってもそうだし、封筒とか、その他の紙の制作物もかなりザ・カンパニーさんにお願いしてるんだけど、そういう細かい部分がブランディングやマーケティングにとってもすごく重要なことだと思っていて、そういう意味でも紙に力を入れているという背景がありますね。
細かい部分のこだわりって結果としてすごく重要な部分だもんね。 では単刀直入に質問しますね。そんなこだわっている部分を私たちザ・カンパニーに依頼をしてくれてる理由を聞かせて下さい。
山下
なにかの説明を紙の上でできればいいという会社には依頼したくないんですよね。

単純な説明資料であればパワーポイントなんかを使って自分たちで作ればいいという話なんですよね。

でも、そこにはブランディングの要素だったり、うちをデザイン的な感覚で理解してほしいというところがあって、ザ・カンパニーさんはそこをしっかりと理解してもらってるというところが1番の理由です。例えばアパレルとかいわゆる“おしゃれ”な見せ方を必要としているクライアントと仕事を継続的にしている部分であったり、様々な業種業態のリブランディングをしているところなど、ブランドに対して「見せ方」というところにすごく理解とこだわりがある。

デザインスキルも単純にすごく高いので、オシャレを必要としているものから企業のカタログやパンフレットのデザインなどの硬さが必要なものまでの両方の軸でデザイン出来るというのは本当に安心できますよね。あと、紙質とかそういう部分もしっかり価格を含め提案してくれるというのは素人のこちらからするとすごく嬉しいし、そういう部分を期待していたので、すごく助かりますよね。
ありがとうございます(笑)モバーシャルさんはパンフレット以外も年賀状や封筒、ステッカーなどなど、印刷が必要なものは色々と定期的にやらせてもらってますが、個人的にも仲がいいゴロちゃん(山下氏)からぶっちゃけた率直なご感想をお聞かせいただきたいのですが…笑
山下
なに言ってもいいの?(笑)
もちろん(笑)
山下
いや、マジでありがたいよ(笑)あと、普通に同じことを別の会社でやったら、単純にもっと高いと思う。デジタルの動画って説明するのが難しい領域なんだけど、ちゃんと話を聞いてくれて、コアな部分を理解してくれた上で作ってくれるから、すごくありがたいなぁと思いますね。

社内は勿論、社外からも本当に大好評だしね。
それは僕らも嬉しいです。ありがとうございます!
山下
こちらこそですよ。今後とも色々とお願いします!

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